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完結編 兄ひつじが不登校になった日

日々の牧場

 

 

 

数年前の京都旅行での1枚(天橋立)

弟ひつじとパパひつじ

子供が学校行けてなくたって旅行してもいいんだよ?
人生楽しんでいい!大笑いしていい!
学校行けない事くらいで、人生楽しむ権利は奪われないよ( ^ω^ )

 

 

はい、今日も元気に落ち込んでるパパひつじです

 

さてさて、同タイトル3話目

前回までの記事はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

第一話:https://papa-hitsuji.com/schoolout/

第二話:https://papa-hitsuji.com/schoolout2/

これで完結できるようにがんばります! 

 

さて今回ですが、今回は『今まさに迷い始めた子ひつじさん』を持つ大ひつじさんには
参考になるかも?

というお話

皆様の参考になれば幸いです

 

 

パパひつじ
パパひつじ

「今日休む」

って言われた時はズル休みかと思ったけど・・・

 

ママひつじ
ママひつじ

そうよね?

最初から『不登校になるかも!?』なんて思わないわよ

 

兄ひつじの『学校へ行きたくない』意思表示があってから帰省までの期間

単身赴任という環境のおかげで、平常心を保てたパパひつじ

兄ひつじと離れた状態では どうせどうすることもできないもん

 

帰省した時に、限られた時間で何をするべきか?

めちゃめちゃGoogle先生と相談しました

とりあえず準備は万端です

  

 

・・・そして帰省の日

 

今回の帰省で兄ひつじの狂った歯車をどこまで修正できるのか!?

パパひつじに与えられた期限は1週間!!

 

ひつじ一家の大黒柱としてやるしかない!!

 

Google先生と散々相談し、帰省するまでに出した今回やるべきこと

それは・・・

 

 

 

「原因を探る!!」

 

 

  

でした

  

え!?

当たり前すぎる?

だってそれくらいしかできないよね?
ただのサラリーマンですもん

 

ただもうひとつ

帰省する時、心に決めていたことは

 

もし学校へ行けないのなら無理に行かせない

 

自分の感情に任せるのなら無理させてでも学校へ行かせたいけれど

それをすることで、家や家族が兄ひつじにとって安心できる場所じゃなくなってしまったら・・・

逃げ込む場所がなくなってしまったら・・・

兄ひつじのことを考えるなら・・・

最悪のことを想定するなら・・・

 

学校なんて行かせなくていいでしょ

 

そう決めていました

  

パパひつじは思考が極端なんです

 

この時のパパひつじの究極の選択

1.学校へ行かせること

2.兄ひつじの命

 

パパひつじ
パパひつじ

当然、学校へ行くことよりも兄ひつじの方が大切じゃん?

悩むまでもない!

あなたならどうしますか?

悩みますか?

 

 

さてと・・・

まずは不登校の原因を見極めないとね

 

ここでパパひつじが計画したのは

2泊3日(車中泊)~釣った魚しか食べれませんツアー~

 

家に戻ったパパひつじはカセットコンロや調理器具、食器に調味料を車に積んで・・・ 

いざっ!!

男同士で旅に出ます! 

うみ!!

イカ🦑

 

アジのから揚げ
美味しかったみたいね🐟

こんな感じの2泊3日

なつかしいなぁ・・・
なんかムチムチしたひつじだけどもww

 

釣りして、ふたりでごはん食べながら沢山話してきたよ(´ω`*)

 

変に重苦しくならないように気を遣いながら色々聞いた

魚釣ったらどうやって食べたい?とか、良さそうな銭湯探して貰ったり

最近ゲームは何やってるのか?とか、色んな事を話す中で

学校で嫌な事ないのか?とか、イジメはないのか?とかね

 

心配してたイジメのことなんかは

パパひつじ
パパひつじ

大丈夫?

恥ずかしいとか思わなくていいから、

イジメあったら遠慮なく言うんだよ?

兄ひつじ
兄ひつじ

え?俺がイジメられたりすると思う?

絶対ないから大丈夫だよ(笑)

だってさ

まぁ余計な心配みたいでよかったけど・・・

 

無学年式で分からない所からやり直せる

 

さて、肝心の『学校へ行けない原因』は?

パパひつじ
パパひつじ

他に嫌な事とかあるの?

兄ひつじ
兄ひつじ

別にないよ?

でもなんか知らないけど…朝になると身体が動かないんだよね!

 

えぇ・・・
そんなことあるの?

※これ、後に仕事で知り合った男の子が客先からひどい嫌がらせを受けていて
毎朝体が動かなくなる。って聞いて本当にあるんだって知った。

 

 

身体が動かない理由は分からないけど、聞いてる感じズル休みではない
(検査して、起立性調節障害でもなかったです)

会話から「ズルしてるのヤバいなぁ」みたいな罪悪感を感じないの

 

うーん・・・ 

 

 

でも、さらにいろいろ話していくと、

『自分のせいでほかの人を嫌な気持ちにさせるのが嫌だ』

『自分の何気ないひと言で人を傷つけてしまうのが嫌だ』

『そんなこんなで、人と接することが疲れる』

 

あ、、、

そのへんだね

 

パパひつじ
パパひつじ

ねぇ、アナタまだ中学生だよ?

もっとノーテンキに行けばいいんだよ…

そんなに周りのこと考えなくていいのに・・・

って思ってしまう

 

人間関係で何かあったのか聞いたけど

本人曰く、『別に何かあったわけではない』そうです

 

でも、それはたぶんウソ

 

兄ひつじが小学校の時くらいに

表情がなくなっていたことには薄々気付いてた

 

何かに疲れてて、すごく冷めた顔

 

きっとその頃、なにか戦っていたんだね

 

それは今でも親にも言いたくない何か

言いたくないなら聞かないでおくよ

 

 

わかった

 

 

で、パパひつじは決めました

 

 

" オッケー!!しんどかったらもう明日から学校行かなくてよし!

  それでさ、もうパパとママにはウソつかなくていいから

  家族の前では本当の自分でいいからね!

  行けないなら『いけない!』って言えばいい

  そのかわりこれだけ約束!朝はちゃんと起きよう!

  学校へ行かない日も、いつも通り起きてきて

  おはよう!!ってしような!   ”

 

これを伝えた時、それまでどんよりしていた兄ひつじの顔が目に見えて

晴れていったのが分かりました

 

目にはうっすら涙・・・

 

子供なりに親には言えない『苦しみ』を抱え、自分と葛藤していたんだね

 

今まで気づいてあげられなくてごめんな

 

  

 

 

 

 

 

『おはよう!』

翌日の朝、兄ひつじとパパひつじはリビングで『おはよう』の挨拶を交わしていました

 

 

 

 

以上!!

これが兄ひつじが不登校になった日の物語です

 

 

うちの子にこんな才能があったんだ!!

 

 

この選択をしたことで、きっとこれから未知の問題に色々とぶつかるな

と思った

でも別にいい

家族でやれるだけ頑張って、問題にブチ当たったら

その時どうするか考えればいい

 

1話でパパひつじの疑問だったこと

自分の経験から得た事で判断すること
その判断は今の時代に合うのか?

って疑問

パパひつじの答えは『NO!』だ

兄ひつじのおかげで、自分の経験から得たことに拘っていては

色々と上手く回せない事に気付いた

  

たとえば私たちの「幸せの基準」は、今の子たちの「幸せの基準」とは違う

私たちの考え方にアップデートが必要なのだ

 

この切り替えが出来なければ、パパひつじもママひつじも、そして兄ひつじも

きっともっと苦しんでたなぁ

 

 

こうして我が家は、不登校に苦しむことにはなりましたが

家族で笑って過ごせる環境が出来上がったんです

兄ひつじに私たちの常識を押し付けていたら、きっと回復に

もっと多くの時間を費やすことになってたと思う

 

ご存じですか?あなたの地域にある通信制高校

 

みなさんのご家庭はどんな感じでしょうか?

それぞれのドラマがあったことと思います

お子さんが辛い想いをしていたのだと気づいた時、ほんと悲しくなりましたよね?

でも気づけてよかった

目の前に愛する子供が居てくれる

それだけで私たちは幸せです

 

 

みなさんに素敵な未来が訪れますように・・・(´ω`)

それではまた次回も読んで下さいね!!

 

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